便通異常・食欲不振
便通異常・食欲不振
慢性的な下痢の場合、潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患が考えられます。
急激な腹痛や下痢を伴う場合は、感染性腸炎、サルモネラ菌やカンピロバクターなど食中毒による腸炎の可能性もあります。
便秘や便が細い場合は、大腸がんなど悪性疾患の可能性もあり、大腸カメラによる精密検査が望ましいです。
食欲不振の原因として、ストレスや疲れ、睡眠不足、運動不足、妊娠など生理的な要因もありますが、なんらかの病気が原因となることもあります。
消化器系の病気としては、胃がん、大腸がん、膵がんなどの悪性腫瘍、胃潰瘍・十二指腸潰瘍、慢性胃炎(ピロリ菌による胃炎)、慢性の便秘などが考えられます。
また、消化器系以外の病気として、甲状腺の病気、血液中の電解質異常、薬の副作用などが原因となることもあります。
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